人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

抽象的かつ客観的な思考を
どうやって求めて行けば良いか
ということについて論じた本。


試みとして、今までない
ということについて、評価できる。
内容が内容だけに、抽象的な記述が多く、
読者は抽象的な読解のリテラシーを求められる。


結局その思考はどこからきたのか理論に
還元できない森氏の「思考の切れ味」
が抽象的にどこからきたのかを知りたい読者の
抽象的な欲望を満たす本であると言えると思う。

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書) [新書]
森 博嗣 (著)