これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 [単行本]

孫正義と、これからのソフトバンクについての本。
ではなくて、ハーバード白熱教室で有名になったサンデル教授の本。


道徳原理について、
功利主義リバタリアニズム定言命法の立場から
いろいろな思考実験や話題について論じている。


読みやすいのは、もともとの読みやすさプラス
訳者の力量もあると思う。


ある物事で話の決着がつかないとき
だいたい、みなさん先の3つの立場でぶつかっている。
ということが、この本で分かるようになった。


自分はリバタリアン寄りなことが多いけど、
カント的に傾くときもある。
という風に会議中に考えるようになったなあ。


これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 [単行本]
マイケル・サンデル (著), Michael J. Sandel (原著), 鬼澤 忍 (翻訳)