ベンジャミン・バトン 数奇な人生

主人公が老人で生まれ、若返っていって死ぬ映画。


どうやって生まれてくるのか、
精神的には成長するのか、
というところが、どう描かれるか期待して見た。


そのあたりは、うまいこと描かれていた。


これはフィッツジェラルドが原作なのですね。
グレートギャツビーを原書で読まされた時も思ったが、
この人はよくわからない物語を書きますね。


何となく悲しいというか、
結局何なんだ、
という感想。


グレートギャツビーの授業では、
シンボリックなものの解釈が議論になったが、
その授業の先生は、
シンボルに過度に意味を求めることに、
否定的な立場だった。


この映画も、
数奇な運命ですねー、という観賞で良いのでしょうか。
もちろん、普通の人と異なる人生を生きることには、
いろいろな悲哀があるのですが。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [DVD]
ブラッド・ピット (出演), ケイト・ブランシェット (出演), デビッド・フィンチャー (監督) | 形式: DVD